総務省から、平成29年12月14日に開催された「情報通信審議会 情報通信政策部会 IoT新時代の未来づくり検討委員会 高齢者SWG(第1回)」の資料が公表されました。
この「高齢者SWG」は、IoT・AI・ロボット等が日常生活、職場や公共空間に広く浸透する時代を見据え、高齢者に対するICT利活用支援策等に関して検討を行うために立ち上げられたものです(IoT新時代の未来づくり検討委員会のサブワーキンググループという位置付け)。
初開催となった今回の議事は、「高齢者SWGの検討項目及び今後の進め方等」などでした。
その中で、「我が国の60代は、フィーチャーフォンの普及率が高く、スマートフォン普及率は35%と、50%台後半から90%台の各国と比較して低い。」といった調査結果も、基礎資料として紹介されています。
このような結果から、「団塊の世代はスマホやICTの利用に対応しにくい人が多く、それをどうやって解決していくかが「人づくり」の課題」といった意見があったようです。
今後も検討を重ね、平成30年2月中旬には、中間とりまとめを行う予定です。
詳しくは、こちらをご覧ください。
<情報通信審議会 情報通信政策部会 IoT新時代の未来づくり検討委員会 高齢者SWG(第1回)>
http://www.soumu.go.jp/main_sosiki/joho_tsusin/policyreports/joho_tsusin/02ryutsu05_04000121.html